「痛風」の痛みは鎮痛剤で軽減

 前ページからの続きです。手術後三日目の午前中です。

 朝食を終え、薬を飲んでトイレも済ませた頃、検温。37.4℃でした。少しずつ下がっているとはいえ、微熱が続いています。

 検温をしてくれた看護師さんにお願いして、足が痛いので、移動のための杖代わりにするため、点滴台を用意してもらいました。これでかなり移動が楽になりました。

 その後は昼寝というか朝寝を1時間程度。この間、朝の服薬の中に痛み止めの「ロキソプロフェン」を混ぜてもらったので、その効果が少しずつ現れてきた感じ。

 10時半ごろ目が覚めたので、NHKの将棋番組を11時半ぐらいまで見ていましたが、その後言語聴覚士さんが来てくれたので発声練習

 12時に昼食。お粥とペースト状のおかずにも慣れ、久しぶりの完食です。やはり全部食べられるのは気持ちが良いし、完食できたということにも満足感があります。

 食後は特にすることもなく、ベッド上でごろごろしていたら、やはり夜間痛みで眠りが浅くなっていたようで、再び眠くなってきたので昼寝です。

 痛み止めの効果で足の痛みが引いてきたことも大きいみたい。2時半ぐらいに起きてネットで各種ニュースをチェック。

 3時過ぎに看護師さんが来て「明日の朝は採血とCT撮影の予定が入っています」とのことでした。

 「手術も無事終わったのに、また採血かあ」と思いましたが、まあしょうがない。手術後の感染症や血液の状態を知りたいのだろうなと思っていました。

 そんなやり取りをしていたらまたしても睡魔が。この日は1日中何かと眠くなる感じ。体が手術前後の睡眠不足を補うための睡眠を欲している感じです。

 5時半ごろ検温と血圧測定で起きて6時にお粥とペースト状のおかずで夕食。痛風の痛みはかなり引いた感じ。ただ小指付近に腫れがあって、靴を履くのがちょっと辛い。

 これは痛風症状が収まる時につきものの症状なので、「治りつつあるんだな」と思っていました。

 この日はその後、ナースステーション付近の騒音が気になったものの、特に部屋に入ってくる看護師さんもいなかったため、のんびりとネットやテレビを見て9時に就寝です。

6月14日(月)

 前日に昼寝をたっぷり、更に夜早めに寝たせいか5時半に目が覚めました。とはいえ、早く起きてもやることはないので、朝のニュースを見たりスマホでニュースをチェックしたり。

 6時10分に看護師さんが来て、いきなり「採血させてください。1本だけです」とのことで、ベッドに寝たまま採血。特に問題なく終了。

 この日は6時の検温もないようだったので、自分で測定。血圧は130/83、血中酸素濃度は97%、体温は36.9℃で、ようやく37℃を切りました。

 手術跡の切り口近辺の痛みもかなり治まってきた感じ。毎日少しずつですが、唾を飲み込みやすくなっています。

 熱が下がって来たのもそのせいかなと思っていました。ただ痛風による足の痛みは、痛み止めで抑えられているとはいえ、歩行時はやはり痛みを感じます。

 7時半にお粥の朝食。それにペースト状になった卵や青菜がついていて、見かけは食欲をそそりませんが、味はそこそこ良いです。とはいえグルメの患者さんには辛いかも。

 食後、様々な薬を服用して寛いでいたら、看護師さんが再びやってきて、「採血は4本必要でした。もう一度お願いします」とのことで、嫌々ながら再度採血。

 9時半に検温。結果はメモをしていません。更に看護師さんは「頭を洗いますか?主治医からは許可が出ています」とのことでした。

 ただし傷口を濡らすのは良くないとのことで、首周りをカッパみたいなもので防護したうえでの洗髪になるみたいでした。

 それを聞いて、「まだ痛みがあるので、今日は遠慮します」と返答。ちなみにこの日は、「いつになるか分かりませんが、CT撮影の予定が入っています」とのことでした。

 ただし「造影剤はありません」とのことで、それを聞いてほっとしました。


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第3章 手術


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