前ページからの続きです。
昼食後は、このページを作成する元になっている原稿をまとめ始めました。1時半ごろ疲れてきたので中断して昼寝を1時間ぐらい。
2時半ごろ起きて、しばしネットサーフィン。気が付いたら3時半でしたが、いまだに今日行われるはずのCT撮影の呼び出しが来ません。
4時にようやく看護師さんが「CT撮影です」と呼びに来て、車椅子に乗車。撮影は造影剤がないのであっさり終了。
5時になって、追加のTVカードを買おうと思ったのですが、販売機は1000円札しか使えず、たまたまですが手持ちの札は5000円と1万円札のみ。
ナースステーションの看護師さんに聞いてみると、「ここでは両替が出来ないので、病院内のコンビで何かを買って崩すしかないです」とのことで、室内でしばらく待機。
やがて少し時間がとれたのか、看護師さんが車椅子を持ってきてくれ、これで看護師さんつき沿いの元コンビニへ。
車椅子はコンビニ入り口前に待機してもらって、店内は自力で歩行。コンビニでは、一番安い体に影響がないと思われる水を購入。
束の間の検査以外の行動でしたが、それだけでも気が晴れる感じ。店内を自力で移動できた経験も大きいようです。
帰りがけにTVカードを無事購入です。
部屋に戻って6時に夕食。お粥とペースト状のおかずですが、さすがに毎食だと、味は変わるものの食感が同じなので飽きてくる感じです。
7時からはTVカードを活用してテレビを見ていましたが、興味の持てる番組がほとんどなし。しかし他にすることもなく、面倒になったので、この日も早めの9時に就寝です。
6月15日(火)
6時に起きました。点滴台を支えにしながら洗面所でしっかりと歯磨きをして洗顔。ただ顔を洗って改めて分かったのですが、どうやら左ほお下部の感触が変。
触っているのに触っている感じがしないというのは不思議な感触です。指では触っている感触があるのに、頬には触った感じがしない矛盾する感覚は実に奇妙。
検温はなさそうで痛風の痛みもかなり減ってきたので、今後のリハビリや体力低下のことを考慮して、窓際に立って外の景色を見ながら久しぶりに軽いラジオ体操。
やってみると入院療養生活で、単純な動作も普段より体が硬くなっている感じがします。体を曲げるたびに骨がきしむ印象です。ついでに軽くストレッチ。
一段落したところでちょっと休憩後自主的に検温。血圧は123/82、血中酸素濃度は99%で体温は36.6℃でようやく平熱になりました。
痛風の痛みもラジオ体操が出来るぐらいまで軽減。もちろん鎮痛剤の効果も出ているのだと思います。当然ながら腫れも残っています。
6時半に今度は言語聴覚士さんに教えてもらった舌の自主的トレーニング。舌の動きはほとんど変化がないものの、僅かに回復する兆しがあることは分かりました。
その後はネットでニュースをチェック。さらに7時になって、テレビでNHKのニュースを視聴しているうちに朝食。
お粥とペースト状のおかずですが、少しずつ食べやすくなってきた感じ。少量ずつなら、「通常の食事に戻してもいいかも」と思えるようになって来ました。
食後に看護師さんが持ってきてくれたのは、服薬が必要な大量の錠剤。イミダブリル、アムロジピン、カルベジロールの降圧剤。
小さな錠剤なら良いのですが、少しサイズが大きい錠剤は飲み込みにくい感じ。横長の錠剤カルベジロールが飲みにくい。
コレステロ―ル抑制剤のアトルバスタチン。尿酸抑制剤のアロプリノール。血栓サラサラ薬で有名なバイアスピリン。胃酸を抑制する「ネキシウムカプセル」。これもちょっと飲みにくかったです。
ビタミンB12を補給するらしいメロパラミン。最後に鎮痛剤のロキソプロフェン。全部で9錠。これを一粒一粒、誤嚥に注意しながら慎重に服用するため、時間がかかります。