患者の向上心が重要

 前ページからの続きです。

 9時半に正式?な検温。36.5℃で血圧は120/80ぐらい。「元の体力が戻ってきた」という感じです。

 10時から30分ほど昼寝というか朝寝。その後は体験記の原稿作成。11時半から舌のトレーニング。

 この日は日ごろお世話になっている言語聴覚士さんが、「先輩です」と紹介してくれた、少し経験年数が豊富な言語聴覚士さんを連れてきてくれ、この方の指導の下のトレーニングです。

 一通りのトレーニングを終えての感想は、「思ったよりずっと舌が動ていますね。安心しました」とのことでした。

 10時から30分ほど昼寝というか朝寝。その後は体験記の原稿作成。11時半から舌のトレーニング。

 この日は日ごろお世話になっている言語聴覚士さんが、「先輩です」と紹介してくれた、少し経験年数の豊富な言語聴覚士さんを連れてきてくれ、この方の指導の下のトレーニングです。

 一通りのトレーニングを終えての感想は、「思ったよりずっと舌が動ていますね。安心しました」とのことでした。それを機にベテランさんは退室。

 残った言語聴覚士さんと、だいぶ打ち解けてきたのでちょっとだけ世間話。口下手な私には珍しい。若くて美しい方だったからかもしれません。

 要するに自分の娘のような女性から指導を受けているということになります。

 更にここまでの道のりを聞いてみると、どうやらこの言語聴覚士さんは、この病院に就職して2年目だそうで、だとすれば年齢は20代で私の息子と同年代。若いはずです。

 それでもトレーニングの指導自体は全く問題がなく、「安心して任せられるな」と思っていました。ただ若い女性の前で、舌を出して上下左右、ぐるぐる回すなんて言うトレーニングはちょっと気恥しい気もしました。

 ついでに、「やりにくい患者さんはいますか?」と聞いてみると、「向上意欲の無い患者さんがいます」とのことで、トレーニングする側としては、「やろう!」という意思が見えない患者さんの扱いが難しいとのことでした。

 12時からは昼食となりますが、いつもの配膳の音が一向に聞こえてきません。言語聴覚士さんが、「昼食を食べる様子を見たい」というので待っててもらっていたのですが、結局「ちょっと見てきます」と言って個室を出て5分。

 自らが食事のトレイを持って戻ってきました。おかずの内容を見ても、それほど調理時間が必要だったように思えないのですが、病院側の都合なのかも。

 昼食をすべて食べ終わり、食後の薬を服用。1時半ぐらいから暇を持て余して「昼寝でもするか」と思ったのですが、ナースステーションからの騒音が気になって眠れず。

 結局起きだして窓際に立って外の景色を見ながらラジオ体操やストレッチ。一通りの運動が終わると少し眠くなってきたので3時ぐらいから1時間ほど昼寝。

 4時からは体験記の原稿書き。5時からはテレビのニュースを視聴。6時から夕食。夕食後の服薬も終えた頃、窓の外はいきなりゲリラ豪雨

 雷がバンバン周辺に落ちる様子を見たかったのですが、どうやら激しい雨だけのようで、雷の光は見えるものの、稲妻は見えませんでした。

 テレビを見るともなしに眺めていると、いつの間にか8時50分ぐらいになっていたので、「早めに寝よう」と思って9時就寝です。


退院日が決定


第3章 手術


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