体重減少で体力低下

月19日(木)

 手術とその後の療養生活で体重が激減しました。もともと身長は171.5cmぐらいあって、体重は60kgぐらいのやせ型です。

 しかし6年ほど前に患ったクモ膜下出血の手術、療養生活は数か月続き、その時に体重は60kgまで激減。

 入院療養生活中はアルコールはもちろん飲めませんから、過食気味だった食事習慣が解消したからではと思っています。

 クモ膜下出血の原因は血管の動脈硬化も原因になっているという話を聞いてからは、断酒を実行。食生活も見直した結果、その後も僅かずつ体重が減少。

 最近は58kgぐらいでした。そして今回の頸動脈狭窄の手術をしたのが6/10。今回は入院期間が10日間ぐらい。

 その入院期間中の前半は、手術の影響で舌の動きが悪くなり、食べ物を飲み込むことに困難を覚え、主食はお粥、おかずはペースト状のものだけとなりました。

 後半はなんとかゆっくりなら通常食を食べることが出来るようになりましたが、そもそも病院食そのものも、カロリー制限があるため、またしても体重は減り、退院直後は54kgまで減少。

 退院後に足を見ると、なんかほっそりとしてしまい、更にふくらはぎの筋肉を触ると、なんかタポタポした印象で、張りがない。

 「こりや遺憾」と思い、少しずつ歩くようにしましたが、当初は100mぐらい歩くだけで息が切れ、足に疲れを感じました。

 退院から一か月後、近距離で3000歩ほどなら何とか歩けるようになりましたが、帰宅する頃には息を切らして疲労困憊。

 体重もほとんど変わらず54kgのままでした。しかし、「このままでは旅行に行っても観光地を自由に歩き回ることが出来ない」という思いも強くなり、ともかく歩ける時は少しでも歩こうとしてきました。

 そして退院から二ヵ月。ちょっとだけですが、ようやく足の筋肉に張りが出てきた感じ。歩くのも3000歩程度なら何とか、4000〜5000歩になるとちょっと辛い。

 とはいえ、午前3000歩、午後3000歩と時間を分ければ、1日で6000歩ぐらいは歩けるようになりました。そんな中で、数日前久しぶりに体重計に乗ってみると、55kgとなっていて、1kg増加。

 退院後二か月でようやく体重減少に歯止めがかかり、増加に転じた感じ。出来ればせめて57kgぐらいまでは増やしたいなと思っていますが、果たしてどうなるか。

 ちなみに、例えば高齢者が入院療養生活を送ると、1週間でその筋肉量が15%程落ちるとネットにも書かれていました。60kgの15%なら9kg。

 それを考えると、私の場合の58kgから54kgの低下という記録は、まったく普通というか、良い方だったのかも。

  問題は今後ですね。筋肉量が低下して、歩く等の運動量が減れば、ますます足の筋肉が減り、歩行距離、歩幅、歩行速度もさらに落ちるはず。

 実際歩いていると、以前より歩幅も狭くなった感じです。高齢になればなるほど、何もしなければ筋肉量はどんどん減るみたいで、それを何とか維持するための意識改革が必要だなと思っています。


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第4章 手術後


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