自動アップデートで容量消費

6月14日(月

 前日に昼寝をたっぷりして、更に昨晩早めに寝たせいか5時半に目が覚めました。とはいえ、早く起きてもすることはないので、朝のニュースを見たりスマホでニュースをチェックしたり。

 6時10分に看護師さんが来て、いきなり「採血させてください。1本だけです」とのことで、ベッドに寝たまま採血。特に問題なく終了。

 この日は6時の検温もないようだったので、自分で測定。血圧は130/83、血中酸素濃度は97%、体温は36.9℃で、ようやく37℃を切りました。

 手術跡の切り口近辺の痛みもかなり治まってきた感じ。毎日少しずつですが、唾をのみ込みやすくなっています。

 熱が下がって来たのもそのせいかなと思っていました。ただ痛風による足の痛みは、痛み止めで抑えられているとはいえ、歩行時はやはり痛みを感じます。

 7時半にお粥の朝食。それにペースト状になった卵や青菜がついていて、見かけは食欲をそそりませんが、味はそこそこ良い。

 食後、様々な薬を服用して寛いでいたら、看護師さんが再びやってきて、「採血は4本必要でした。もう一度お願いします」とのことで、嫌々ながら再度採血。

 9時半に検温。結果はメモをしていません。更に看護師さんは「頭を洗いますか?主治医からは許可が出ています」とのことでした。

 ただし傷口を濡らすのは良くないとのことで、首周りをカッパみたいなもので防護したうえでの洗髪になるみたい。

 それを聞いて、「まだ痛みがあるので、今日は遠慮します」と返答。ちなみにこの日は、「いつになるか分かりませんが、CT撮影の予定が入っています」とのことでした。

 ただし「造影剤はありません」とのことで、それを聞いてほっとしました。造影剤が絡むと、同時に血管内に注射をする必要があり、これが面倒だし、注射が痛いと感じています。

 10時頃、朝早く起きたせいか眠気を感じるようになったので、素直に1時間ほど朝寝。ただナースステーション近辺からの騒音は続いていたので、浅い眠りです。

 11時半、「暇だなあ」と思ったので、自主的に血圧測定。108/50でした。ちょっと低すぎ?この頃から、頸動脈の狭窄がなくなったせいか、血圧は低めに出ることが増えてきました。

 当然ながら、ある時突然上の血圧が150を越えるなんて言う事もなくなりました。血中酸素濃度は98%、体温は37.1℃。昼近くなると徐々に上がる感じです。

 測定後、持参したコンピューターをレンタルしたポケットwifiに接続してネットを見ていたのですが、たまたまポケットwifiには接続容量を示す画面があることが分かり、現状を確認。

 すると私が契約したのは一か月5GBプランだったのですが、確認した時点で、すでに接続容量が3GBを越えていることが分かり愕然。

 「レンタル業者に騙されたか」とかなり腹が立ったので、苦情を書き込もうかと思ったのですが、その時「もしかしたら」と突然思いついたことが一つ。

 それがwin10の自動アップデート。どうやら持参したノートパソコンは、自宅でしばらく使っていなかったため、ポケットwifiでネットに接続したとき、その機能が勝手に働いていたみたい。

 改めてネットで自動アップデートで消費する容量を調べてみると、3GB前後と書かれていたので、「なるほど」と納得。

 ということはポケットwifiをレンタルした時は、自動アップデートの機能はオフにしておく必要があるというになり、身をもって納得です。

 ちなみに、「それならば」と、スマホのデザリング機能を使って、スマホ経由でネットに接続する方法を調べると、意外に簡単に出来ることが分かり、実際にやってみたらあっさり接続。

 「これならポケットwifiをレンタルする必要もなかったのかも」と、ちょっとがっくり。ちなみにポケットwifiの容量は、入院中に5GBを越えてしまい、その後は「ほとんど使えない」ということも分かりました。

 11時半過ぎに言語聴覚士さんが来て、この日から洗面所の鏡に映る自分の姿を見て舌の運動。実際に自分の舌がどの程度動いていないのかということが良く分かりました。

 12時に昼食。お粥と数種類のペースト状のおかず。食後に「飲んでください」と渡された薬を、蒸せないように苦労しながら服用して一段落です。


病室でラジオ体操


第3章 手術


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