左目の視野のにじみ

月10日(火)

 実は3月、4月ぐらいから、時折左目の視野ににじみが生じることがありました。長いときで10分ぐらいの短時間の現象です。

 季節的に花粉を感じる時期であり、ちょっとにじむ程度だったので、「花粉症かな」と思い、眼を水で洗ったりして、それほど大げさには考えていませんでした。

 ただ5月になって、今度は視野の中に黒い靄のようなものが見えるときがあり、これも「飛蚊症」ではないかと思っていました。

 ただ5月時点では、白内障の前兆症状では?とちょっと気になったので近所の眼科を受診。結論は「目に異常はない。しばらくすれば自然に治るでしょう」という診断でちょっと安心。

 ただし、その後も視野のにじみや飛蚊症らしき兆候は時折出現。「一番良くないな」と思ったのが車の運転。視野に障害があると、やはり危険。慎重に運転するようになりました。

 で原因ですが、頸動脈狭窄の手術で、血流を妨げていたプラークを除去した関係で、手術前と手術後のMRI画像を比較すると、頸動脈から脳内に至る血管の流れが劇的に回復。

 手術前はうすい靄のような血流の流れの画像だったのが、手術後は個々の血流がはっきり分かる鮮明な画像になっていました。

 「こんなに変わるもんなんだ」とかなり驚きましたが、驚いたことに手術後からは、上記の左目の視野のにじみや飛蚊症もどきの症状がほぼ消えました。

 つまり視神経に流れ込む血流が回復し、元の視野を取り戻したと言えそうです。これらの変化は眼科の診断では無理だと思えます。

 つまり「飛蚊症」で眼科を受診して、原因不明と診断される場合は、場合によっては視神経周辺の血流が何らかの原因で阻害されている可能性があるということになりそうです。

 飛蚊症で悩み、原因が不明とされている方は、視神経周辺の血流不足が原因なのかもと思うようになりました。もちろん眼球そのものの病変が原因ということもあるので、断定はできません。


100から順に7を引く引き算


第4章 手術後


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