高額療養費制度

5月12日(水)

 朝食前の血圧は138/84で、ギリギリ問題なし。(問題あるかどうかの判断は140/85ぐらいを個人的な目安としています)

 しかしこの日も夕方になると悪寒を覚え 血圧を測定すると188/110という高い値が示され、またまた高血圧症状の再来かとがっくり。

 ところが昨日同様8時を過ぎると急激に体調が戻ってくるのが感じられ、血圧を測定すると116/68と正常値。やはり「一過性虚血発作」が起きているのではと感じました。

5月13日(木)

 このころ、今後も大きな治療費が発生するのではと思ったので、高額療養費を申請するための保険証の発行をしてもらいました。

 これがあれば、同一病院で一か月の医療費が、私の場合は5万円程度を越えると、後日その分が補填されるというもので、年金生活者にとってはありがたい制度です。

 この制度の存在を知っていれば、民間の医療保険の費用も安く抑えられる可能性があります。つまり一か月の医療費が15万だとすれば、10万程度は高額療養費で補填されるわけですから、自己負担分の月5万、1日2000円弱の保険に加入しておけばよいということになります。。

 ただ私は同一病院での総医療費だと思っていたのですが、どうやら治療費と手術・入院費用は別々に計算するようで、通常該当するのは手術・入院費用になることが多いようです。(治療費だけで一か月5万円以上かかることは少ないからです)

 さてこの日は朝食前の血圧測定を忘れ、朝食後の値です。142/76という値でした。上の値がちょっと高めですが、体温、血中酸素濃度も異常なし。

 ただ今度は昼食前に体調異常(寒気、胃のむかつき)を感じました。血圧を測って、152/98でやはり高い。どうも1日の中で、数時間血圧が上がる時間があるみたい。

 夜になって夕食後に測定すると105/66と、高血圧患者としては低めの正常値です。というわけで、これらすべてが「一過性虚血発作」ではないかと思えます。

 考え方としては、頸動脈の狭窄部分にプラークがたまり血流が悪くなる。それを体が感知して自動的に血圧を上げる。

 上げたことによって新たにたまり始めたプラークの一部が押し流され血流が再開し、血圧が通常値に戻るというようなことが考えられるなと思っています。

 ただこの考えでいくと、押し流されたプラークは脳の血管に流れていくことになるわけで、こういったことを何回も何回も繰り返していれば、いずれ脳内の血管の血流がつまりはじめ、脳梗塞等が生じる可能性があることになります。

 となると治療というか、手術が急がれるわけですが、次の検査日程はもう少し先。担当の医師からは、「何か著しいし体調の変化があった場合はすぐ知らせてほしい。緊急手術になります」と言われていますが、現状の症状は著しい体調の変化に該当するのかどうか悩ましいです。




プラークを血流で飛ばす?


第2章 様々な検査


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