プラークを血流で飛ばす?

5月14日(金)

 朝食前の血圧は138/85で、個人的な基準ではぎりぎりセーフ。しかしこの日も10時を越えるころから血圧が上がってきた印象。

 10時に測定してみると
166/94でやはり高い。軽い動悸やむかつきも感じるようになり、「今日もまたかあ」という感じ。

 ところが午後になると下がってくる。午後の2時半ごろの血圧は125/75で正常。夕食後になると105/65まで下がり、体調も全く普通。

 やはり一時的に頸動脈の狭窄が増し、そこが詰まらないように血圧を上げ、詰まりかかっているプラークを押し流し、それによって血流が復活するというイメージが正しいような気もします。

5月15日(土)

 朝食前の血圧は130/85、体温、血中酸素濃度も問題なし。「今日は何が起こるかな?」と思いながら、いつもの1日が始まりますが、この日は血圧上昇の兆候はなし。

 昼食後の血圧は、なんと
88/52まで下がっていて、自分でもびっくり。昨日の血圧上昇で詰まりかけていた部分のプラークが除去されたのではという気がします。

 しかしこういった考えが正しければ、狭窄部分から脳の各部位にプラークが散っていくことになり、流れ着いた場所で血管壁に付着というようなことが起きれば、その部分で
脳梗塞が生じる可能性がありそう。

 その意味では手術を急ぎたい気持ちもありますが、その前に検査と言われている以上、それを待つしかない。

 であるなら現状より頸動脈の狭窄が大きくならないように、
適度な運動、食生活の改善がより必要なんだろうという気がします。

 ちなみに
高齢者の認知症の原因の一つとして、こういったプラークが脳内の毛細血管に詰まり、周辺の脳細胞が壊死。その結果認知機能に影響が出るということも考えられそう。(隠れ脳梗塞?)

 つまり高齢者が脳や頸動脈のMRIや超音波検査をすれば、手術が必要なほどではないにせよ、少なからずの人があちこちの血管にプラークによる狭窄が生じている可能性がありそうです。

 幸いにこの日の夜の夕食後の血圧は107/66で、結局1日中急激な血圧の変化はありませんでした。


5月16日(日)


 朝食前の血圧は143/87で、ちょっと高め。体温や血中酸素濃度の異常はなし。昼過ぎに血圧を測ると103/68で問題なし。

 さらに夕食前に測定すると120/78で問題なし。ちなみにこの日まで時々感じていた左目の視野のにじみですが、これも軽減した感じ。

 やはり狭窄部分のプラークが少し血圧で飛ばされ、狭窄部分が少し広がったとしか思えません。



数日間は微妙な異常のみ


第2章 様々な検査


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