退院前日

6月18日(金)

 早めに寝たせいか5時には目が覚めていましたが、「早すぎる」と思って、そのままうつらうつら。「もういいだろう」と思ってベッドを出たのが5時50分。

 洗顔を終えて自主的に検温。体温36.8℃、血圧124/77、血中酸素濃度97%で問題なし。

 6時になったので、窓際でラジオ体操とストレッチ。6時半からはテレビ東京のビジネスニュースを見ながらのんびりしていたら、突然館内で緊急放送。

 「コードなんとか」と言うだけで詳細は不明。(何とかには色が入るみたい)先日もやはりこの日とは違ったいろの名前がアナウンスがされていました。

 ネットで調べてみると、「患者さんが勝手に出歩いた」とか、「患者さんが外部に連れだされた」といった場合と、「特定の患者さんに急な症状悪化が生じた」というようなことが該当するようです。

 7時半に朝食。しっかり食べて服薬。食べる早さもかなり早くなったようです。8時半ごろ看護師さんが来て正式な検温

 数値的には問題なかったのでメモはしていません。ついでにこの看護師さんに、「明日の退院に備えて病室のあるフロア内のウォーキング」をお願いしました。

 現段階では、まだ一人でフロアを勝手にフラフラ歩くのは許されていないみたいで、看護師さん付き添いのウォーキングになるみたいです。

 9時からは体験記のまとめ。10時頃、先ほどの看護師さんが来て、この看護師さんに見守られた状態で、ちょっとしたお話をしながら病棟内をウロウロ。

 とりあえずゆっくり歩けば問題はなさそうですが、時折靴の先端がフロアの床にぶつかってつんのめりそうになりました。

 どうやら療養生活で歩く距離が減ったため、足の筋肉も衰え、歩行時に足が十分に持ち上がらないことがあるみたい。

 その事に気が付いただけでも歩く練習をした意義があったなと思ってます。時間にして10分弱のウォーキング練習ですが、やってよかったなと思っています。

 個室に戻って血圧を測ってみましたが、大きな血圧上昇もなく安心しました。

 11時からは舌の自主的トレーニング。その後はネットでAbemTVの将棋番組を見て時間つぶし。これによってレンタルしたポケットwifiの5GB容量を超過しました。

 12時に昼食。食後の服薬を済ませ寛いでいると言語聴覚士さんがきて、「夕方に最後のトレーニングを行います」とのことでした。

 1時からは昼寝。2時からは体験記のまとめ。3時からは窓際でラジオ体操とストレッチ。更に退院に備えて荷物を少し整理

 4時に言語聴覚士さんが来て最後のトレーニング。ひじょうに誠実な印象の女性で、私も好印象。「これでこの方ともお別れか」と思うと少々寂しい。ちょっとこみ上げるものもありました。

 5時に息子からラインで連絡。明日の退院予定時間について最終打ち合わせ。その後再び窓際でつま先立ちやスクワット。

 5時半に検温。血圧は138/71、体温は36.2℃で正常に戻ったみたい。6時夕食。「最後の夕食だ」と思いながらしっかり食べて服薬。

 7時からはスマホのデザリング機能を使ってノートパソコンでAbemeTVで将棋番組の視聴。8時半からは体験記をまとめ、9時半ごろ終了して就寝です。


退院


第3章 手術


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